先日、とあるスコアタ勢の方とお会いする機会があり、そこでいろいろとお話しさせていただきました
その話の中でその方が「あの頃の方が楽しかった」とおっしゃっていました

ということで今回は、なぜ「スキブ・プリンセス環境が楽しかったのか」を独自に分析しました


第1章 はじまり

スキルブーストは2017/3/28のシンデレラフェスで初登場、プリンセスはその直後、2017/3/31の限定ガシャで初登場しました
どちらも今までの編成に1枚差し込むだけでスコアを大幅に更新することができ、大きな話題となりました
スキブは他方面でも話題(ほぼ炎上)になりましたが...

それ以前の金トロボーダー:110万

200378
[エンド・オブ・ザ・ブルー]速水奏+

100372
[カム・ウィズミー!]乙倉悠貴+

スキルブーストは今までにない「他アイドルの特技効果をアップ」という効果の特技、
プリンセスは「全アピール50%アップ」「スコアとコンボナの複合特技」を持ち、スコアの大幅インフレをもって新時代のはじまりを告げました

金トロボーダー:120万


第2章 加速

スキブ、プリンセスの登場以降、金トロフィーを取れる編成がほぼスキブかプリンセスの入ったものだけになり、その圧倒的パワーを世に知らしめました
それからというものの、毎月のように新規限定SSRのプリンセスが登場し、人々の手に行き渡っていきました

たった1枚のカードを入れるだけでスコアが大幅更新できる、シンプルかつ強力なものなので、とにかく誰でもいいから1枚引いてしまえばその時点で勝ち組になれたのです
さらに、2017/6/29のシンデレラフェスより基本のSSR排出率が1.5%から3%に引き上げ、フェス時は6%となり、これにより実質的に編成難易度が引き下がりました
その時に登場したフェス限SSRもスキブだったので、多くの人が新環境に追い付くことができたでしょう

金トロボーダー:125万


第3章 自由度・可能性

スキブ・プリンセス環境が世に浸透し、編成の考察、研究がなされました
2022年現在のスコアタ環境とは違い、当時の編成の自由度はとても高かったのです
大まかな特徴として

編成するカードの特化を気にしなくてよい
編成するカードの秒数がほとんど縛られない
編成的に多少スコアが出にくくても、特技の発動具合でより高いスコアが狙える

などがあります

まず1つ目編成するカードの特化を気にしなくてよいという点
プリンセスは全アピール50%アップのセンター効果なので、VoDaViどれが高くても関係なく同じようにアピール値が上がります
そのため、特化に関係なく編成したい特技を持ってさえいれば編成に入れることができました

さらに2つ目「編成するカードの秒数がほとんど縛られない」という点
これは当時の編成を見てもらった方が早いと思います
テンプレ

これが当時テンプレとされていた編成の例になります
プリンセスとスキブを入れ、オバロ、コンボナを入れ、残り1枠をコンボナにして上振れを期待するか、フォーカスを入れて安定を取るか、オバロの代わりに4高スコアを入れるか...と編成の自由度が高かったのです
コンボナやフォーカスの秒数を変えてもスコアにほとんど差が出ませんし、後述する特技発動によって出せるスコアが変動するので完璧な編成を組むことはさほど重要ではありませんでした

そして3つ目「編成的に多少スコアが出にくくても、特技の発動具合でより高いスコアが狙える」という点
どれだけ強い編成を組めても、特技が発動しないことにはスコアを出せません
高確率でも78%、中確率は約68%の発動率なので、全員の特技を全発動させるのはほぼ不可能です
そのため、少しでもスコアが伸びるように、特技が発動するように試行回数を積み重ねる必要があります
逆に言えば編成的にスコアが出にくくても、特技の発動具合ではより強い編成に勝てる可能性があったのです


第4章 激動の時代、スキブ神話

2018/1/4、ライフスパークル(とアンコール)が実装されました
これを皮切りに、スコアタ環境は少しずつ変化していくのでした
(実装当時のライフスパークルはさほど強くはなかったが、後の修正で環境入りへ)

金トロボーダー:130万

まず大きな変化が起こったのは、2018/2/28に登場した新フェス限SSR、[アイロニカル・エトランゼ]一ノ瀬志希です
特化アピール11621という今までになくあり得ないほどに特化アピール値が尖っていて、トリコロール編成復活への兆しとなりました
また。獲得ファン数が上がるセンター効果や、フォーカスを上回るスコア16%・コンボナ15%・ライフ1回復の効果を持つ特技「トリコロール・シナジー」も大きな話題となりました
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2018/7/19、特技発動率ポテンシャルが実装されました
これにより多少のアピール値を犠牲に特技の全発動が現実的となり、特技全発動が前提の環境へと変化します
さらに2018/8/31よりシンデレラチャームの2週目が実装され始め、ライフスパークルの修正も相まって環境が大きく変化したのでした

金トロボーダー:135万

LSP
ライフスパークルはカバー率の高い13秒が主流でした
そんな中でも「スキブ枠」としてスキルブーストは必須となっていました
また、ライフ回復特技が編成に入るようになり、2019/1/4の限定ガシャから新規の回復SSRが登場していきました

金トロボーダー:140万

環境の変化は止まりません
2019/2/28よりシンデレラチャーム3週目が登場します
これによりライフスパークルを編成しないトリプルシナジー型トリコ編成が生まれました
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そして長らくプリンセス編成のスコア枠として活躍していたオーバーロードが環境落ちとなりました
2019/6/14、コンセントレーションが2度目の修正を受け倍率が19%から22%に
そして、これがプリンセス編成の完成形となりますfinal

第5章 スキブ神話の崩壊

登場以来、2年以上常に環境トップでどんな編成にも使われてきたスキルブーストが、遂に編成から外れる時が訪れてしまいました
2019/7/4、ユニゾン/アンサンブルの登場です
プリンセスの全アピール50%を上回る全アピール55%アップのセンター効果、そしてなにより制約こそあるもののスキルブーストの特技効果大アップ(1.2倍)を遥かに超える特大アップ(1.5倍)を引っ提げて堂々の登場です

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[星逢う夜に]鷹富士茄子+

これによりスコアが10万点以上伸びるようになり、大幅なインフレとなりました
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金トロボーダー:150万

それからというものの、アンサンブルの別秒数やレゾナンス、トリコロール・シンフォニーなどが次々登場し、編成の複雑化とスコアのインフレは加速していきました

2020/4
金トロボーダー:160万

2020/11 リフレイン実装
金トロボーダー:170万

2021/1 シンデレラマジック実装
金トロボーダー:185万


さいごに

スキブ・プリンセス環境は約2年以上続き、緩やかなインフレがありつつも編成の根幹は変わりませんでした
あの頃が”楽しかった”とされるのは、編成が分かりやすくて組みやすく、手持ちの編成を少しずつ改良、アップデートさせてスコア更新を狙う楽しみがあったからではないかと、私は1つの答えとしてこの記事を書きました
しかし、現在のスコアタが楽しくないかと言われればそれは違います
楽しみ方は少し変わったかもしれないですが、昔にはない別の楽しさもあります

長くなりましたが、今回はこれにて
では、また